クリちゃん

帽子の形が写真だと分からない、
描いた事のないものは想像できない、という時は、
近い実物を用意して、よく観察してみましょう。
毛糸の帽子を石膏像にかぶせてみましたwww。
額から後頭部に流れる距離感、耳の後ろに隠れていく回り込みなど、
頭に接している部分と中身が入ってないスカスカの部分との形の張りの違いなど、
観察しなければ、分からない要素はたくさんあります。
『デッサン力』が必要だな、と思う段階。
ここで、『デッサン力』とは何か、と考えていく。
初心者が最初にやる鉛筆画をやる事、それが『デッサン力』ではない。
『デッサン力』とは、観察し発見すること、発見して絵にどう生かすか考えていく力、だと思います。
よって『デッサン』とは、初歩段階でのみやるものではなく、
日常的に、あるいは本画制作途中で迷いが生じたら、
『デッサン』に戻り、改めて観察発見考える、という状態を作っていくのだと思います。